ブログの記事は基本的に最後まで読まれません。
どんなに一生懸命書いた記事でも、一語一句しっかり読む人なんていないんです。
自分がスマホを使って検索するときのことを思い出してみると、よく分かると思います。
私も記事を読んでいるとき、見出しや箇条書きなど、目につくところしか読んでいないときがあります。
こんな感じで流し読みをしている人がほとんどです。
記事は基本的に読まれません。
でも、読んでもらうために読者が読みやすい文章を書く必要があります。
その書き方のポイントの1つが、結論を最初に書くことです。
結論を最後のお楽しみにしたい気持ちは分かります。
私もブログを始めた当初は、結論を最後に書いていました。
でも、それだと読まれずに離脱されてしまいます。
なぜ結論は最初に書いた方がいいのか、その理由を説明していきます。
結論は最初に書こう
読者は何か悩みや疑問があり検索しているので、答えを求めて記事を読みに来ています。
記事を読みに来ているんじゃなくて、答えを知りに来ているんです。
紙媒体の文章と違って、ネット上の文章は基本的には無料です。
例えば本の場合、その本を読みたいからお金を払って買います。
読みたいと思って読んでいるので、最後まで読むことが多いです。
一方のネット上の文章は何か知りたい情報があって読まれます。
知りたいことが分かればいいので、最後まで文章を読む必要はありません。
ブログ記事を読む読者は、早く答えを知りたくて記事を読んでいます。
それなのに、結論までダラダラ説明があったら「なんだこの記事!もういいや!」となりますよね。
これ、誰もが日常で経験していると思うんです。
例えば「マスクの作り方」を知りたくて記事を読んでいるのに、マスクの効果について長々と説明されたら、
「で?作り方は??」
となりますよね。
この読者は効果なんてどうでもいいんです。
「マスクの作り方」を知りたいんです。
「マスクの作り方」の記事は他にいくらでもあるので、作り方が書いていないならその記事に価値はないと判断し、読者は戻るボタンを押して他の記事を見に行ってしまいます。
読者は基本的に忙しいです。
隙間時間にスマホで調べている人がほとんど。
スマホを何回もスクロールするのって面倒じゃないですか。
だから読者が求めている結論を先に書いてあげた方が、読者にとって価値になるんです。
「結論を先に書くと離脱されるんじゃ…?」と思うかもしれませんが、先に結論が書いてあると、その答えの理由が知りたくて続きを読んでくれます。
例えば「赤ちゃんの夜泣き対策」を知りたくて記事を読みに来たとします。
記事の導入文で
「赤ちゃんの夜泣きは、反町隆史さんのPOISONという曲を聴かせれば泣き止みます!」
と書いてあったら…
「え?なんで?あの曲のどこが夜泣き対策になるの??」
とものすごく興味が惹かれるはずです。
(ちなみに反町隆史さんのPOISONは、本当に赤ちゃんが泣き止む効果があるといわれています…)
赤ちゃんの夜泣きで心底悩んでいるママは、絶対にこの曲で泣き止む理由を知りたくなるはずです。
このように、結論を先に書いて興味を惹くことで、読者は記事の続きを読んでくれるようになります。
結論は導入文や見出しに書き、何が書いてある記事なのか一目で分かるようにすると、それが読者にとって価値になります。
見出しや装飾、画像を使って読みやすい文章にしよう
見出しや装飾を使うと、さらに読みやすい文章になります。
文字が並んでいるだけだと、忙しい読者は読む気になりません。
スマホで記事を読む人がほとんどなので、スマホで見たときに画面が文章ばかりにならないようにしましょう。
記事を書いたら、必ずスマホで記事を確認するのがおすすめです!
パソコンの画面で見るよりスマホの画面で見た方が、文字だらけの文章がいかに読みにくいかが分かると思います。
- 見出しを使う
- 強調したい箇所は装飾をする
- 画像を入れる
ここを意識して記事を書くと、一気に読みやすい記事になりますよ。
見出しだけで何が書いてある記事なのか分かると良いです。
そして箇条書きや装飾を使って、記事の結論や大事なところを強調します。
読者が記事をパッと見て必要な情報が得られる記事を書くと、だいぶ読まれやすい文章になりますよ。
私は画像を入れるときは、無料素材をよく使います。
これ以外にも無料素材はたくさんあります。
文章の間に関連する画像を入れてあげるだけで、視覚効果で読みやすさがグッと上がります。
実際に読みやすい記事はどんな記事なのか、スマホで他の人の記事を読んでみると分かると思います。
読みにくい記事はどんどんスクロールして戻るボタンを押すはず。
でも結論が分かりやすく書いてあって、見出しや装飾でポイントが押さえてある記事は、引き込まれてどんどん読んでしまいます。
読みやすさを重視して記事を書いていきましょう!